マスクによる肌荒れや敏感肌対策に使える、インナーマスクの作り方をご紹介します。
私は花粉シーズンになると顔がかゆくなるので、不織布マスクにガーゼを当てて使っていました。でも、
ガーゼがずれやすくて使いにくい!
そこで、不織布マスクの内側に使えるずれにくいインナーマスクを作ってみることにしました。
インナーマスクを付けると、不織布マスクが直接肌に当たらないので肌に優しい♪そして、ずれにくいのでマスクの中はひそかに快適です♪
ずれにくいインナーマスクの作り方とおすすめ生地をご紹介したいと思います。
理想のインナーマスク
理想のインナーマスクを考えてみました。
- 不織布マスクと二重に付けても息苦しくない&蒸れない
- 二重にマスクを付けていることが外からわかりにくい形
- ずれにくい
- 素材はサラッとしていて肌触りがいい
- 簡単にミシンで作れる
- 洗濯してもシワになりにくい
- アイロンをかけやすい形
こんなインナーマスクがほしい!ということで作ってみました。
インナーマスクをハンドメイド
息苦しくないように一枚仕立てにしました。
簡単に作りたいのでプリーツは2本だけ。プリーツがたたまれている状態では平らなので、洗濯後もアイロンをかけやすいです。
プリーツ部分を開くと立体的に広がります。
ずれないようにするため、不織布マスクのゴムにインナーマスクのゴムを引っかけるだけのシンプルな形にしてみました。
不織布マスクに合わせてインナーマスクのプリーツを開くとこんな感じです。
外側から見るとインナーマスクの生地部分は見えません。横のゴムは見えますが、二重マスクをしていると気づかれないかなと思います。
インナーマスク用のゴムは、白くて細いものを使えば目立ちにくいです。
小さめの不織布マスクに合うサイズで作りました。
インナーマスクのおすすめ素材
T/C ローンという薄い生地で作りました。
さらっとした肌触りで清涼感があります。適度にハリ感があるので、口元にまとわりつかない感じです。とても軽いので、二重マスクでもずれにくいです。
「綿」のほかに「ポリエステル」が入っているのでシワになりにくいのもgood!お洗濯して繰り返し使えます。
裏地として使われる生地ですが、肌触りがいいのでインナーマスクとして作っても付け心地がいいですよ。
作り方
材料
- 生地(T/C ローン)
- マスク用ゴム
裁断
タテ17.5cm、よこ18cmで裁断します。
上が鼻側、下があご側で、横が耳側になります。
縫い方
①上側と下側を三つ折りする
まず1.5cm折って
折った部分を開いて、1.5cmで折った線に合わせてもう一回折ります(だいたい0.7cmくらい折る)
三つ折りをもう一度アイロンで押さえて整えます。
②三つ折りにミシンをかける
③プリーツを折る
上側から4.5cmのところでアイロンで折って
下側も4.5cmのところで折ります。
④プリーツを中縫いする
折り目から1.5cmのところを長さ3cmほど縫います
下側を縫う時は、上側の布を縫いこまないようによけて同じように縫います。
⑤中縫いしたプリーツを折る
⑥横を三つ折りする
アイロンで2cm折って
一度開いて、2cmで折った線に合わせて1cmほど折ります
三つ折りをもう一度アイロンで押さえて整えます
⑦ゴムを用意する
⑧ゴムを付ける
ゴムを三つ折りに入れて返し縫いで止めて
ミシン押さえを上げて方向を変えて、続けて三つ折りを縫います。
反対側のゴムも三つ折りに入れて返し縫いで止めます。
ゴムは目打ちを使って入れました。
ゴムを入れるのが難しい場合は、ゴムは入れこまないで縫い付けてください。
完成!
反対側もゴムを付けたら完成!
ゴムは短めなのでつっぱったような感じになりますが、不織布マスクに付ると、たるまずにきれいに付けられます。
ゴムの長さは、ゴムの種類や伸び具合に合わせて調節してください。
インナーマスクを作った感想
不織布マスクにガーゼをはさんで付けていた頃は、娘から
マスクからなんか(ガーゼ)はみ出てるよ(笑)
と、よく言われていましたが、
インナーマスクを付けてからは、はみ出してると言われなくなりました(^^)
ずれにくいって快適!
生地は肌触りがいいし、1枚仕立ては縫い返す必要がないので簡単に作れていいですね。
不織布マスクにガーゼを入れて使っていた頃よりも、マスクの中は快適に過ごせています。
ぜひ参考に作ってみて下さい。
花粉シーズンは、インナーマスクで乗り切りたいと思います(^^)
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