ゴムなしでベーシックな形のパンツ(ズボン)を作りました。
ゴムを通したりベルトをつけるという工程がないので、とっても簡単なパンツです。
無料型紙と作り方をご紹介しますので、ぜひ作ってみてください。
メルちゃんのゴムなしパンツ(ズボン)
メルちゃんやソランちゃんサイズのゴムなしベーシックパンツを作りました。
我が家では「パジャマ用のズボン」として作りましたが、パジャマ以外にも「シルエットがすっきりきれいなパンツ」として使えます。
脇にも縫い目があります。
前をすっきりキレイに見せるため、後ろマジックテープあきにしました。
パジャマのパンツ(ズボン)は、これまでにも公開していましたが、
「ゴムを付けるのが難しい」
という声を聞いたので、ゴムなしで簡単に作れるパンツを作ってみました。
ハンドメイドに使った材料
●生地
●マジックテープ
●ミシン糸
60番の糸を使いました。
ゴムなしパンツの作り方
難易度
裁断
「生地の端(耳)」と「折り目(わ)」が平行になるように生地を折って、
「耳」と「わ」の線が、「型紙の矢印線(地の目線)」と平行になるように型紙を配置して裁断します。
後パンツは、まず外側の線(左カット線)で2枚裁断します。
「右カット線」で型紙を折って、右後パンツ表面の上に型紙を置きます。
右後パンツのみ、「右カット線」でカットします。
左後パンツは持ち出しを作るので、出っ張った形のままでOKです。
裁断後は、縫い代の端にほつれ止めピケを3mm程縫って乾かすとほつれにくくなりますよ。
作り方
①後ろ股ぐりをあき止まりまで縫う
②後ろ股ぐり縫い代をアイロンで右側へ倒す
③あき部分の縫い代をアイロンで1c折る
④前股ぐりを縫う
⑤前股ぐり縫い代をアイロンで右側へ倒す
⑥前後パンツを合わせて脇を縫う
⑦脇の縫い代をアイロンで後側へ倒す
⑧裾縫い代を折ってステッチをかける
ドール服で裾巾が狭いパンツをミシンで縫う場合、パンツを筒状にしてから最後に裾を縫うのは難しいですよね。そんな時は、先に裾を縫ってから股下を縫うと簡単に縫えますよ。
⑨股下を縫う
⑩股下縫い代を後ろ側へ倒してアイロンで押さえる
⑪ウエスト縫い代をアイロンで8mm折って、
もう一回8mm折る(完全三つ折り)
⑫ウエストにステッチをかける
⑬マジックテープをつける
⑭あき止まり位置に左持ち出しまで貫通で止めステッチを入れる
(裏面)
完成!
アイロン方法
家庭用アイロンは大きいので、小さいパーツにアイロンがけするのは難しいですよね。
そんな時は、ミニタオルなどを細く硬く巻いたものを中に入れてアイロンを当てると、縫い代など部分的にアイロンがけしたい時や、パンツの中心部分のアイロンがけがしやすくなりますよ。
無料型紙ダウンロード
無料型紙を使ってぜひ作ってみて下さい。
(2019年7月14日 ヒップ寸を少し大きくしたので履かせやすくなりました!)
ゴムなしパンツの型紙ダウンロード
【No.30 ゴムなしパンツの型紙】
↓
No.30無料型紙PDF(ゴムなしパンツ) (26954 ダウンロード )
型紙は縫い代付きの実寸サイズです。
ウエストー1.6c
後中心―1c
その他ー5mm
の縫い代を付けています。
拡大縮小なしのA4サイズでプリントアウトして、「5cm」のところに定規をあてて等倍で印刷できているか確認してみて下さい。
型紙は個人利用を目的として参考程度に使っていただいて構いません。無料型紙については、こちらをご一読ください。
ゴムなしパンツをアレンジ
ゴムなしパンツの型紙を、裾幅を少し出して、ウエストをベルトの仕様に。前は、ファスナーあき風のステッチやポケット風ステッチを入れ、後ろはリアルポケットをつけて、デニムストレートパンツを作りました。
ゴムなしパンツの型紙は、裾巾を変えるだけでも色々なシルエットを作れますよ!
他にも、肩ひもや胸当てを付ければオールインワン・サロペット・オーバーオールにもなるので、アイテムが広がりますね。
ベーシックなパンツなので、アレンジしやすいです。
メルちゃんの服を手作りした感想
今回はパジャマ用のパンツとしてピンクのかわいらしい色で作りましたが、この型紙を元に色々なおしゃれパンツを作ろうと思います。
パジャマのブラウスはこちらの記事で紹介しています↓
ゴムつけやベルトつけがないのは縫うのがラクなのでおすすめです。
裾などフリフリしていなしワイドでもない普通の形なので、あおくんにも似合いそうですね。
ソランちゃん、レミンちゃんにも着せられますので、ぜひ作ってみて下さい。
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